ナイロビの蜂のあらすじ
ナイロビの英国高等弁務官事務所に勤める外交官ジャスティンは、庭いじりをこよなく愛する中年男だ。礼儀正しく誠実な人柄で知られている。そんな彼のもとに、突然、最愛の妻テッサが、咽喉を掻き切られて全裸で発見されたという凶報が飛びこんだ。人類学者リチャード・リーキーの発掘現場に向かう車中で、何者かに襲われたのだ。静かな怒りとともにジャスティンは、真相解明に立ちあがる。
美しい若妻テッサは、死の直前まで、熱心に救援活動をしていた。ジャスティンは生前の行動を克明に追うことから事件の全貌を解明しようと決意する。それはテッサの問題に、彼自身が向き合うことだった。
妻の突然の死…。その裏には多国籍企業による、巨大な陰謀が隠されていた! レイチェル・ワイズがアカデミー最優秀助演女優賞を受賞した他、世界各国で絶賛されたサスペンス・アクションの傑作! 情熱的な妻テッサと外交官の夫ジャスティンは、夫の駐在先のナイロビで暮らしていた。しかしある日突然、ジャスティンの元にテッサの死の知らせが届く。警察は単なる殺人事件と処理するが、疑念に駆られたジャスティンは妻の死の真相を調べ始める。そしてアフリカで横行する薬物の人体実験、官僚と大手製薬会社の癒着を知る。テッサの思いを引継ぐジャスティン。やがて彼がたどり着いたのは多国籍企業による世界的陰謀だった! 妻への愛と自らの信念を守るため、ジャスティンの命を賭けた孤独な戦いが始まった!
「シティ・オブ・ゴッド」のフェルナンド・メイレレス監督の傑作。レイフ・ファインズ、レイチェル・ワイズ出演。
映画「ナイロビの蜂(2005)」の公式サイトはこちら
ナイロビの蜂の感想
詩的な映像とKothbiroの哀愁に満ちたメロディーに彩られたこの映画、一度観ると何度も見直したくなります。上質なミステリーです。レイチェル・ワイズのオスカー助演女優賞の演技も魅力的です。(P)